リノベーションについては外装や内装、電気器具等についての詳細な仕様はこれから決めていかなければなりませんが、大枠のところは工事業者と相談し、見積も出て今週末には正式に契約する予定となっています。
が、ここにきてもどうしようかまだ判断が揺れているアイテムが一つありました。
それは「床暖房」です。
「床暖房」についてはネット情報で必要不必要の賛否両論があふれていますが、フルリノベーションで「冬暖かな家」を目指すためには必須のアイテムの一つだと思っており、妻の疑念(建て替え新築検討時に高気密高断熱の家には床暖房は不要と散々聞かされていましたから・・・いらない!?)にも反論して導入することに決めています。
様々な「床暖房」のメリット、デメリットの情報もあふれているのは重々承知ですが、今回は新築ではなく古い家のリノベーションなので、基礎断熱ではなく床面下に断熱材を貼る床断熱が現実的な対応です。
リノベーションする家は従来型の布基礎であり、あちこちに通風口があり床下の空間は外と通じており外と同じ環境です。
新築であれば基礎断熱とし、床下を外と遮断することができますが、建っている状態で基礎を一からやり直すことはほぼ不可能ですからね。
そう考えると、リノベーションでの床断熱では「床暖房」は必須と判断しました。
「床暖房」は導入コストが高い、即暖できない、エネルギーコストが高い。メンテナンスコストが嵩む等々デメリットがクローズアップされていますが、今後の老後生活を考えるとほぼ一日中家で過ごすわけですし、エアコン暖房と連携し、太陽光発電&蓄電池による“自家消費型創エネ”システムの導入によって最適な暖房環境が可能になると思っています。
ただ、一点、迷っていたのが・・・「床暖房」の導入エリアだったのです。
今、工事業者から提案されている「床暖房」エリアはLDKのみです。
たぶん、日中のほとんどを過ごすのはLDKだと思われるのでこのようなエリア設定の提案が一般的なのでしょう・・・
しかし・・・ドイツ4年間の生活経験は・・・全部屋フル暖房で、部屋間の温度差がほぼありませんでした。
お風呂、トイレも常時暖房で、室内でのヒートショックは全くあり得ませんでした。
先にも紹介していましたが、最初のアパートは温水循環パネルヒーターが全室ついており、次に3年間住んだマンションは床&壁電気式暖房が全室に付いていました。
寒い季節になると全室常時ONです。
大家さんからはON-OFFするとエネルギー消費が上がるので、シーズン中はOFF禁止と言われていました。
聞くところによると、日本でも北海道がヨーロッパと同じような温水循環パネルヒーターの全室セントラルヒーティングが普通のようですね。
つまり、今回の住まいでも生活圏の1F全面にヒートショックがないよう床暖房を広げるかどうかを迷っていたのです。
家の中をフルに暖かく温度差無し♪・・・理想ですからねぇ〓(^_-)
セ
記事を書く
セコメントをする