北海道旅行 四日目(小樽 堺町本通り その1)
2022-08-04


さて、かつて「北のウォール街」と呼ばれていた色内通りを真っ直ぐ進み、小樽運河に流れ込む於古発川にかかる堺橋を渡ると堺町本通りです。
ここから通りの雰囲気がガラッと変わります。
先ず橋のたもとにあるのがこの風情ある建物…
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大正硝子本店です。
更に川を挟んで…
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小樽浪漫邸というアクセサリーを中心にガラス雑貨を取り揃えた女性にはとても楽しいお店です。

このようにいきなり味のあるガラス雑貨屋さんが並んでいましたが、これから通る境町本通り沿いにはこのようなお店が何軒もあります。
これが“小樽ガラス”なんです♪

ここでピカン♪
硝子といえば・・・ガラスペンですねぇ…♪
この先が楽しみになってきました(^_-)

さて、この小樽ガラスの歴史ですが…
生活必需品の「石油ランプ」と、漁業に使う「浮き玉」から始まったそうです。
明治中期(1890年頃)小樽は北海道の玄関口や国際貿易の拠点として、北海道開拓の重要な役割を担うものの、北海道は電気の普及が追いついていなかったため、ガラス製の石油ランプが各家庭での「あかり」として必需品だったようです。
一方で、古くから小樽は漁業が盛んであり、特に明治から大正にかけてはニシン漁の全盛期。
その当時、漁具として「ガラス製の浮き玉」を使用していました。
このため、小樽では実用的な石油ランプや浮き玉製造を中心とするガラス工業が盛んになりました。
しかし、電気の普及やニシン漁の衰退などで、その需要は減少傾向となり、実用性重視だったガラス製品を見直し、デザインにこだわり、ぬくもりや安らぎのあるものを生み出し、インテリアや小物などにも使われるようになっていきました。
それが市民や観光客にも喜ばれ、いつしか「小樽といえばガラス」と定着ていったそうです。
時代の変化とともに需要が減っていたガラス製品が、作り方や使い方を少し変えることで生まれ変わり、ガラスは小樽の文化へと根付いていったようです。

一方で、更に堺町本通りを歩き進むと、あちこちにオルゴールという文字を見かけます。
そう、小樽といえば“オルゴール”も一つのお土産物になっています。
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この小樽オルゴール堂というお店は何カ所かあるのですが、この堺町通りの端に大きな本館があるのでその中を後ほど紹介したいと思います。
ところで、小樽とオルゴールの関係、ルーツですが・・・調べてもよく分かりません(^^;ゞ
小樽オルゴール堂がオープンしたのが1989年と比較的新しいそうですが、今では超有名になっていますね・・・

堺町本通りを更に進むと「出世前広場」という一風変わった看板が目に入ってきました。
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その周辺もなかなか良い雰囲気です♪
なんでもこの「出生前広場」というところ、夢を抱き、身を立て名を上げようと、本州各地からこの地に渡って奮闘した小樽商人たちの年譜が垣間見られるところだそうです。

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