ドイツ万年筆コレクションの紹介<Faber Castell編>@ドイツ
2022-02-23


今日の紹介はFaber Castellです。
2本持っています。
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Faber Castellは今年2022年に会社創立261年を迎える世界最古の文房具メーカーで、今から170年前に現在の鉛筆の長さ・太さ・硬度の基準を決めたメーカーとしても有名です。
筆記用具の商品ラインナップは二系統に分かれており、一般商品は社名の「ファーバーカステル」での展開と、最高級筆記具ラインとして「伯爵コレクション」が展開されています。
Faber Castellは代々ドイツの伯爵家によって経営されており、8代目アントン・ヴォルフガング・ファーバーカステル伯爵によって開発され商品群が特別に「伯爵コレクション」と冠されているのです。
厳選された希少素材のみを用い、伯爵家ならではのシンプルで上品なデザインに、優れた機能美をプラスした唯一無二のコレクションです。

現在、その二系統の万年筆を1本づつ持っています。
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Graf von Faber Castell Tamitio Black Edition
上が、先の2月9日「裏抜け問題孤軍奮闘 思いつきFaber Castell編@ドイツ」で紹介した“Graf von Faber Castell Tamitio Black Edition”で、「伯爵コレクション」の万年筆になります。
Faver Castellの前に“Graf von”と付く商品名が「伯爵コレクション」の証です。
もっとも、このTamitioは「伯爵コレクション」シリーズの中でも下位の方の万年筆で、比較的手が出しやすいお値段です。
が、値段の割には鉄ペンです。
しかし、これがなかなか驚きの書き味なのです♪
書き味はヌラヌラ系でありながら書き音がシャ−♪シャー♪と心地よい響きなのです♪
軸が金属製なので共鳴しているのでしょうか・・・この書き音も含めてとてもよい書き心地なのです♪
ただ、オール金属製(たぶん真鍮製)ということもあり、細めのサイズでありながらとても重いのです。
現在私の持っている万年筆の中では一番重いSTEADTLER Metallumの48gについで2番目の45gもあり、ずっしりとした重量感があります!
キャップをポストするとやや重心が後ろ気味になりますが、マットな上質な表面処理のおかげもあり、しっかり手になじむお気に入りの1本です。
Nibや天冠にはファーバーカステルの紋章があしらわれています。
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ブラックコーティングされたNib
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天冠

Faver Castell Grip2010
さて、Faber Castellのもう1本・・・写真下の“Faver Castell Grip2010”です。
上の“Graf von Faber Castell Tamitio Black Edition”とは真逆の位置付けで、街の文房具屋さんで気軽に手に入るスクール万年筆の部類ですね。
お値段も実売15〓、約2,000円ほどですから、気軽に手が出る万年筆です(^.^)

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